あなたは職場で英語がなかなか口から出てこない、そろそろ何とかしなければ…と焦っていませんか?
もしそうなら、「質問攻め」&「マインドマップ」の方法で練習すると、口から英語がポンポン出るようになりおススメします。
自分に「質問攻め」を繰り返すうちに、自分の考えがどんどんまとまってきます。何度も同じ英単語や表現を繰り返しているうちに口が慣れ、言いたいことが口からスムーズに出てきます。
さらに「マインドマップ」の方法で紙や頭の中に描くことで、自分の考えが整理され、相手にクリアに説明したり意見を言ったりできます。
この方法はプライベートから会社業務まで使えます。またこの方法に慣れてくると、予想外の質問をされてもすぐ対応できるようになります。
逆にこの方法を使わなければ、いつも行き当たりばったりの会話ばかりで、深いコミュニケーションは出来ないかもしれません。
ぜひ「質問攻め」&「マインドマップ」をお試しいただき、スピーキング練習にご活用下さいい。
もしこの記事にご興味があれば、このまま読み進めてくださいね。
1.英語スピーキング 【自分を質問攻め!】練習方法
1-1. 質問リストで《即レス》英語で口慣らし
自分のプライベート、会社業務などに関し、30~50個 (出来れば100個くらい) 質問をリストアップします。
質問は英語でも日本語でもOK。はじめは簡単でおもしろいのがいいでしょう。初級者の方は、言いたいことをまず日本語で考えてもいいですよ。(質問内容の作り方は、あとでご紹介しますね)
英語で返事を練習するときは、下記に注意しましょう。
- まず最初は知っている英単語だけで短い英文を言ってみる
- 最小限の英単語だけ調べ、メモか一旦記憶(すぐ忘れてもOK)。
- 難しいことは映像をイメージし、簡単な単語だけで話し切る。(例:「この戦争で食糧や原油の価格が急騰し困窮している」⇒「I don’t like the war.」「Now, food and oil prices go up sharply!」「We feel sad!」など初めはこのレベルで十分!)
- 文法や発音は気にしない。成長しながら後からどんどん直せるから。
- その日の気分で回答が変わることは大歓迎。
将来慣れてきたら、英会話本やネットで自分が使いそうな表現や面白い表現をパクって実際に試しましょうね。
スピーキング練習で、初めから文法・発音にこだわり過ぎないように意識しましょう。多くの人はそこでつまずき挫折します。ヘタでもナンでも「しゃべれたもん勝ち!」と割り切り、完璧主義はやめましょう‼
さて 次に、質問リストを作るときの質問内容を考えてみましょう。
1-2. 質問の内容とは?
質問の内容は、初級者は簡単でオモシロイことがいいですね。
もし質問ネタがどうしても浮かばなければ、ネットで「英語 質問」と検索してみてください。
また身近なこと、例えば「今週の失敗談」や「会社業務」に関する話題に挑戦してもいいでしょう。
慣れてくれば、さらに難しい話題 (例:戦争と平和、環境問題、コロナワクチンなど)まで、自分の関心事や興味に合わせて30~50個、できれば100個ほどつくって、楽しみながら答えるよう試してみましょうか。
例えば
🐶 一般的なこと(初級者はやさしい内容だけが良い)
“Do you cookevery day?”
“What fooddo you like best?”
“What’s your hobby?”
“What did you do yesterday(last week)?“
😸日本語でさえパッと答えられないこと
“How do you care about your health?”
“Can you handle your tempereasily?”
“Tell me three of your greatest weakness(strength)?”
“What’s most interestingto you about your work?”
🐥 社会的なこと (←質問は日本語でもOKですよ‼)
“貴社の今年の売り上げ状況はいかがですか?”
“日本(又はあなたの住む地域)のコロナ状況はどうですか?“
”将来の年金問題に不安がありますか? なぜですか?”
**********
もし答えが浮かばないときは、仮の答えでもOKです。要は英語を楽しくポンポン口から出すのがいまの大きな目的なので。
スピーキングで使ったフレーズは、英単語を入れ替えるだけで、他の質問への回答にも応用がききます。自分の話パターンをストックしておくと、いろいろなことが話しやすくなります。
では次に「マインドマップ」を使った方法を紹介します。
2.英語スピーキング【マインドマップ】でクリアにおしゃべり!
あなたは英語で交渉相手に説明や説得をするとき、頭が混乱しうまく伝えられないことはありませんか。
こんな時に「マインドマップ」を使えば、外国人にすっきり分かり易く英語で伝えられますよ。
なぜなら頭の中でごちゃごちゃになっている情報をマインドマップ化すると、話の筋や自分の考えがクリアに整理でき、よって相手に分かりやすく伝えられるからです。
とくに私はあがり症でいつもあたふたしていました。「マインドマップ」の練習で、会議や商談の時でも外国人と落ち着いてコミュニケーションがとれました。ぜひあなたにも「マインドマップ」練習をおススメします。
2-1. 【マインドマップ】とは (ご存知の方は飛ばし読みしてください)
これはトニー・ブザンというイギリス人がつくりだした方法です。マインドマップとは下記のようなものです。
- 「中心トピック」に質問や話題を記入
- 「主トピック」に大まかな回答や理由を記入
- 「サブトピック」に細かい理由・原因などを記入
自分のぼんやりした考えや状況をマップにして視覚化すると、頭の中にすっきりまとまり、記憶しやすくなり、また新たな問題点やアイデアなども認識できます。
このため相手にクリアに説明や回答ができるようになります。
では次に、マップの具体的な利用方法は次をご覧ください。
2-2. 利用の方法
マップは手書きでもいいですが、アプリで作成するなら個人的に「XMind」をおススメします (無料バージョンあり)。 操作に慣れればとてもきれいに速く作れますよ。
下記は自己紹介(架空)の例です。
具体的な方法は下記の通りです。
- 「中心トピック」 に「自己紹介」と記入
- 「主トピック」枠を6個くらい作り、大まかな項目を記入
- 「サブトピック」には細かいことを記入
もし「主トピック」枠が足りなければ書き足しましょう。
初めから英語が無理なら、はじめは日本語で作成し、あとから英単語や英語表現に変換します。
さて次は、マップを見ながらシンプルな英語で「独り言」を言ってみましょう。話の筋や考えはマップ上に出来あがっているので、もはや話すべき内容に悩む必要はありませんね。
初めから完璧な英文は不要です。最悪は英単語のら列でもOK。口から一言も出ないより全然マシです! とにかく最初はボソボソから始めましょう。そのうち慣れますから!
マインドマップを見ながら「独り言」:
- はじめは枠内に記載の英単語や英語表現を見ながら話す
- 慣れたらマップから目を離し、チラ見しながら何回も繰り返して言ってみる
大きな声が理想ですが、恥ずかしければつぶやき程度(独り言)でもいいですよ。
もしマップ自体を記憶すれば、言うべきことを順序良くそらで言えるようになります。(無理のない範囲で試してみてください)
何度も繰り返しているうちに、英単語・英語表現がだんだん考えなくても少しずつ口から出てきます。まるで「Good morning!」「How are you?」「Good Bye!」みたいに、英語が自然に口から出てくる、いわゆる英語脳が作られます。
たとえ英語スピーキングが下手でも大丈夫。マインドマップに沿って海外客先と深いトーク(会社業務や社会問題など)ができれば、相手からは尊敬され信頼されます。
それでは今回の記事のまとめは次のとおりです。
3. まとめ
ビジネス特化型英会話コーチングならBizmates coaching!それではまとめをご覧ください。
- 英語スピーキング 【自分を質問攻め!】練習方法
1-1. 質問リストで《即レス》口慣らし
30~50個(できれば100個)くらい質問を作る。日本語で返事を考え、次に英語にして口に出す。シンプルな英文で話し切ることが大切
1-2. 質問の内容とは?
初級者はオモシロイこと・身近なこと・会社業務のこと、慣れれば難しい社会問題など - 英語スピーキング【マインドマップ】でクリアにおしゃべり!
2-1. マインドマップとは?
ぼんやりした考えや状況を図(マップ化)にするとはっきり視覚的に認識できる
2-2. 利用の方法
無料アプリ(XMindなど)おススメ。手書きもOK。自分の考えを整理する。まず日本語で作成→次に英単語や表現を調べ、シンプルな英語に置き換えて繰り返し口頭練習。口慣れすれば考えなくても口から英語(単語・表現・話す内容)が出てくる
以上、よろしかったら是非お試しください。
最後まで読んでいただき有難うございました。
それでは、また!
ご参考:もしご興味あれば下記の関連記事も覗いてみてくださいね。
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