スピーキングは勉強というよりスポーツですね。練習量(アウトプット量)を増やしスキルを伸ばせば上達するし、飽きてさぼると即スキルダウン。
つらいだけの練習は続かないので、楽しくて自分の目的や夢にあった方法を見つけましょう。好きな方法なら飽きずに長く続けられます。
なかなか自分にあう方法が見つからない方には、【ひとり言】練習がおススメ。
ありきたりですが、スピーキングの上達者は全員やっていると思います。
さて【ひとり言】をするとき、適当に思いついたことをブツブツ喋るのもありです。でも、一番いいのはテーマや話す内容を考え(日本語でOK)、それを英語でアウトプットする方法。
練習して慣れてくれば、文法・発音や流暢さなどなくても、相手と表面的ではなく一歩深い話ができるようになります。
この記事では、私が経験したなかで一番効果が感じられた【ひとり言】練習をする際のコツや注意点を書いてみました。
もしご興味があれば、このまま読み進めていってください。
それでは本題にお進み下さい。
1. ふだん仕事で使う内容で【ひとり言】の練習をする
LIBERTY ENGLISHスピーキング(アウトプット)の効率的な練習方法は各人の目的によって違いますね。
海外旅行で楽しみたい人、来日外国人と交流したい人、英検二次試験のためや、単に趣味として練習したい人などさまざま。
この記事では会社業務で英語をつかう方を例としてお話を進めていきます。
【ひとり言】練習で、思いついたことを口に出してみる…は一旦やめてみませんか。
毎回【ひとり言】練習をするとき、しゃべる内容/目的 (ざっくりでOK)をしっかり決めましょう。
【注意点】もし業務関連の場合は
- 話す内容に関連する用語などを少しずつ調べメモする (記憶は不要)
- 英文はシンプルで短く区切ってスピーキングする (論理的に伝えやすくなる)
- 文法・発音ははじめから気にしすぎない(口慣らしが最大目的。後でいくらでも直せる)
【内容】たとえば輸出入メーカーにお勤めの方なら、下記のような項目でしょうか。
(本記事では各例文などは記載していません)
- 国際電話の取次ぎ対応
- ざっくり海外クライアントに業務説明
- 商品紹介や販売状況の説明
- クレーム交渉
- 自社の製品群紹介
- 社歴や会社方針の概要
- 自社業績や業界の動向など
- 商談交渉 (数量、納期、支払その他の条件)
- ライバル企業の動向や情報交換
- 世界や日本国内のホットなニュース
- 接待や観光アテンドなど想定
先ずは担当する業務内容から足元を固めながら、慣れてきたら少しずつ範囲を広げるのがいいですね。
慣れれば、会社からプライベートに変えて、ペットの話から気象変動、戦争と平和などの話題にもすぐに応用がきいて練習でき、相手と深い雑談がきるようになります。
次は「マインドマップ」の作り方をご参考下さい。
2. 具体的な話の組み立て方 マインドマップ
ネイティブに通用する英語力を習得するなら【LIBERTY ENGLISH】
もし状況説明や自分の意見がぼやけているなら、できれば「マインドマップ」 を使って話の内容をまとめてみることをおススメします。
「マインドマップ」を使うと、たとえスピーキングが下手でも、内容がクリアなので、相手側(外国人)は逆にしっかり聞こうとしてくれます。
たとえば「自己紹介をしてください」と言われたとき、事前にマインドマップのメモ(ワープロでも手書きでもOK)があれば楽ちん。
その場で「あ~、う~、Well, あ~」とならず、話すべきことが順序良く口から出てきますよ。
英語版「マインドマップ」の作り方は、私は下記の方法で作ります。
【STEP-1】
例えばマップ作成に慣れていない場合は、日本語で大ざっぱに話す内容を書いてみます。(以下の例は架空です)
【STEP-2】
その後、詳細を日本語でどんどん追記してみます。(初めは少なくてもOKですよ)
【STEP-3】
最後はそれぞれを英単語やシンプルな英文に変換します。(辞書やGoogle翻訳、英辞郎など活用)
これを元に①から順番に超シンプルに英文をつくってアウトプットしてみます。(マップを見ながらでもOK)
最初から一気に全部を細かく言わなくても大丈夫。もし本番で質問などあればマップにそって細かく説明できます。
もちろん書いてないこともアドリブでどんどん補足してもいいですね。
例えば上記のマップから、ザクっと次のように自己紹介できますよね。(和文で失礼)
こんにちは。
- ① 私は○○と申します。いま○○歳です。
- ② 出身は○○で、その場所は日本のほぼ真ん中に位置する山岳地帯です。
- ③ 家族は私を含め4人で、妻と中一の息子、小二の娘がいます。
- ④ 現在は○○の企業で〇〇を担当しています。
- ⑤ 趣味は写真撮影とテニスです。特にテニスは体力作りのため週一でスクールに通っています。
- ⑥ 最近の関心事はロシアの侵攻、そして中国の脅威です。
- ⑦ 目標はTOEIC高得点を獲得すること、外国の友人を作ること、家族とキャンプか温泉にいくことです。
以上です。よろしくお願いします。
上記のように話したい内容はマップを見ればスラスラ出てきます。必要に応じて省略してもOK。
何回も練習していると自然にマップが頭に入り、見なくても言えるようにもなります。
文法・発音が多少おかしくても相手は興味を持って話の内容を聞こうとするでしょう。
上記と同じ様に少しずつ引き出しを増やしましょう。
例えば「あなたは犬派、猫派?それはなぜ?」「あなたの強みは?弱みは?それぞれ3つずつ教えて。」「今までもらって一番うれしかったプレゼントは?」など自分向けに質問を作って答えをマップ化し、【ひとり言】でぶつぶつ練習してみましょう。
慣れるまで大変ですが、慣れると手書きでもマップをさっと作れ、それを英語に直せば、深いトークができるようになります。
以上、マップを利用した【ひとり言】の練習方法でした。
次は、自分だけの表現を身につける方法です。
3. 自分用の表現パターンを増やす
TOEFL、IELTS、TOEICの短期間スコアアップなら【LIBERTY ENGLISH】3-1. 【基礎編】最初は基礎作り
- 書籍・ネットなどで、一冊薄くて基礎的内容の簡単な本を選びましょう
- 基礎的表現なので、ここだけ既述とは異なりますが、なるべくそのまま覚えましょう。
- 口からさっとアウトプットできる位に練習するといいですね。
次は応用編をご覧下さい。
3-2. 【応用編】自分が使えそうな表現をリストアップ
もし書籍を買うなら、自分にあう本が前提ですが、英文と和訳が一緒に載っている会話本を1冊選びましょう。
おススメ本は、下記のような構成がポイントです。
- 会話形式のストーリ―仕立てで、社会人同士のやり取りが理想。
- 英文が左ページなら和訳文が右ページにある(逆でもOK)など、出来れば各センテンスが左右同じ位置ならベスト(英文和文が見やすい)
本の利用方法:三周以上はする覚悟で…頑張って下さいね。
- 一周目:最後まで一気に読み通す。本の全体像をざっくり理解 (丸暗記不要)
- 二周目:じっくり読んで、興味ある単語や表現に印をつける (丸暗記不要)
- 三周目以降:印をつけた単語や表現で、自分の業務にあてはめて語る
- 使ってみて便利そうなら自分用にリストアップ (メモ書き又はエクセルなど)
3-3. 自分の業務用単語帳を作る (商談や技術交流など)
会社業務にかんする専門用語の単語帳をあくまでも自分用に作ってみましょう。その理由は、
- どんな英語の達人でも、専門用語を知らないと仕事(商談や技術説明ほか)がすすまない
- 逆に英語が流暢でなくても専門用語さえ分かれば相手とコミュニケーションできる
- 単語を調べる資料は過去の先輩レポ、業界紙、カタログなど参考に抜き出す
- ジャンルを明記しておけば、来客に応じてソートし、面談直前でも単語を絞って暗記できる
- 一度まとめれば、今後5年10年たっても継続して何度でも使えるので便利
つぎは今までの内容をまとめましたのでご参考下さい。
4. まとめ
それでは今までのまとめをご参考下さい。
1.ふだん仕事で使う内容で【ひとり言】の練習をしましょう
- 話す内容/目的(ざっくりでもOK)をしっかり決める
- 専門用語など調べメモする(仕事で有用になる)
- シンプルで短い文章で話すと論理的に相手に伝わる
2.具体的な話の組み立て方 「マインドマップ」を利用しましょう
- 「マインドマップ」の作り方
・STEP-1: 中央に主題、周りにざっくり話全体の副題を書く(和文OK)
・STEP-2: その副題を更に詳しく書く(和文OK)
・SETP-3: それぞれを英単語・英語表現に変換
・英語マインドマップを見ながら練習し、途中アドリブも歓迎 - 自分向けに質問し、マップ化してクリアに回答する
3.自分用の表現パターンを増やして【ひとり言】を練習しましょう
3-1. 【基礎編】最初は基礎作り←基礎表現だけはなるべく暗記しましょう
3-2. 【応用編】自分が使えそうな表現をリストアップ
3-3. 自分の業務用単語帳を作りましょう(商談・技術交流などに活用)
一度作れば後は何年たっても使える!
今回は以上です。
最後まで読んでいただき有難うございました。
それでは、また!
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