ビジネスでの交渉や雑談で、たまには気の利いた「ことわざ」がパッと口から出るといいと思いませんか。
たとえ流暢に英語が話せなくても、話の内容にふくらみが出て楽しい会話ができます。
でも、長い文章の「ことわざ」は、いくら覚えて練習しても、会話中の肝心なところで頭にパッと出てきません。
必死で思い出した時には、すでにタイミングを逃し別の話題に移っていることも。
この記事では、文が短くて覚えやすく、そして商談や雑談の会話で実際によく使える「ことわざ」を集めてみました。
先ずは短文のものから覚え、徐々に長めを覚えると挫折しませんよ。
たとえ短文「ことわざ」でも会話中に使えると、相手から(同僚ライバルからも…)一目置かれ、またフレンドリーな信頼関係が築けます。
ぜひあなた自身が「これは使える!使いたい!」という「ことわざ」が見つかれば、2つでも3つでも覚えていただき(全部の暗記は不要)、次の機会に実践されたら如何でしょうか。
もし本記事にご興味あれば、このまま読み進めてください。
それでは下記をご覧ください。
短文で覚えやすい英語の「ことわざ」26語
≫ 一般的な「ことわざ」 11語
- Easier said than done.
言うは易し、行うは難し
(「CO2排出量ゼロ」などの話題から自分の「ダイエット」話まで、いろいろな話題に使えますね) - Like father, like son.
蛙の子は蛙 父が父なら息子も息子だ
(どこかの息子の不祥事や自分の息子を「こりゃだめだ~」って笑って話すときなど) - The more, the merrier.
枯れ木も山の賑わい 多ければますます愉快
(和文は「枯れ木」からマイナーな感じ。でも普通に相手から飲み会に部外者も参加していいか尋ねられ「大勢いる方が楽しいから、どうぞどうぞ」という時などに使えますね) - Time flies (like an arrow).
光陰矢の如し
(久しぶりの再会や、事件事故の大惨事から「年月が過ぎるのが早いね~」などの話題で。軽く「Time flies!」でもOK) - Money talks.
地獄の沙汰も金次第 金がものをいう
(企業や個人がお金で問題を不正に解決した話題などを皮肉るときに) - So many men, so many minds.
十人十色
(人それぞれ違った考え方や好み、行動に対し使えますね) - No news is good news.
便りがないのは良い知らせ
(取引先からクレームなど長年何もなければ自慢か。でも新規引合いの話(=便り)がないなら心配…という話題に) - Money comes and goes.
金は天下の回り物
(お金が入ってもすぐ使ってしまい、なかなか貯蓄できないという話題に) - Dead men tell no tales
死人に口なし
(極秘情報を知る人の暗殺のニュースなど、ちょっと物騒な話題に使えますね) - A bolt from the blue.
青天の霹靂 寝耳に水
(取引先の急な倒産や買収、人事異動や生産中止命令など、急な話題に使えます) - Art is long, life is short.
芸術は長く人生は短し
(お客さんを美術館など観光案内した時に使えそうです)
次は教訓めいたことを言ってみましょうか。
≫ 教訓になる「ことわざ」 13語
- Haste makes waste.
急いては事を仕損じる
(契約や納期など急いでいるが何か問題が起きそうで、慎重に行動した方がいいという話題に使えますね) - Providing is preventing
備えあれば憂いなし(転ばぬ先の杖)
(問題発生を予防するため、事前にしっかり準備しようという話題に) - Better safe than sorry.
備えあれば憂いなし(転ばぬ先の杖)
(後で後悔する前に安全策をとろう、安全第一!という話題に) - Save for a rainy day.
備えあれば憂いなし(転ばぬ先の杖)
(まさかの時のために蓄えなさいという話題に。お金以外に軍事力とかIT技術力の蓄積にも使えるのかな?) - Time is money.
時は金なり
(早く行動しないと機会を逃し損するよ(機会損失)という話題に) - Practice makes perfect.
継続は力なり 習うより慣れろ
(受験勉強や工場での部品組立から武器の操作の話まで、継続して練習することの重要性を話題にする時など) - First come, first served.
早い者勝ち 先手必勝
(チケット販売~レストランの予約席など先着順の話題に) - Seeing is believing.
百聞は一見に如かず
(新商品の説明より実際のデモや、来訪客の工場見学などの話題に) - No pain no gain.
蒔かぬ種は生えぬ 苦労(痛み)なくして得るものなし
(毎日のトレーニングやダイエットなどの話から企業の技術開発リスクの話題まで) - Nothing comes of nothing.
無からは何も生まれない (行動が大切)
(前述と同じ。国の政治から新技術開発の話、個人の夢の話までいろいろ使えそうですね) - History repeats itself.
歴史は繰り返す
(侵略戦争、産業構造の変わり目、周期的な自然災害、流行ファッションなど話題に) - To lose is to win.
負けるが勝ち
(負けるフリ、弱いフリをして陰で力を温存するなど国際関係から個人の人間関係まで、いろいろな話題に) - Easy come, easy go.
悪銭身に付かず 得やすいものは失いやすい
(お金がメインですが、人生でラッキーだけで入手したもの(友情/役職/財産)の話題にも)
次は誰かを「励ます」ときに使ってみましょう。
≫ 励ましに使える「ことわざ」 2語
- Better late than never.
今やらなくてどうするの
(性別/年齢/性格/学歴その他を理由にして何もやらないより、いまからでも挑戦した方がいいよと励ますときに) - What will be, will be.
なるようになる ケセラセラ
(為替や株価の動向、原油国の都合でガソリン値上げから、天候不順で食卓の野菜高騰まで、いろいろ話題に使えますね)
以上です。それでは次はまとめです。
まとめ 英語の「ことわざ」
今回ご紹介した「ことわざ」は、短文で覚えやすいものでした。
短文で覚えやすい英語の「ことわざ」26語
≫ 一般的な「ことわざ」 11語
- Easier said than done.
言うは易し、行うは難し - Like father, like son.
蛙の子は蛙 父が父なら息子も息子だ - The more, the merrier.
枯れ木も山の賑わい 多ければますます愉快 - Time flies (like an arrow).
光陰矢の如し - Money talks.
地獄の沙汰も金次第 金がものをいう - So many men, so many minds.
十人十色 - No news is good news.
便りがないのは良い知らせ - Money comes and goes.
金は天下の回り物 - Dead men tell no tales
死人に口なし - A bolt from the blue.
青天の霹靂 寝耳に水 - Art is long, life is short.
芸術は長く人生は短し
≫ 教訓になる「ことわざ」 13語
- Haste makes waste.
急いては事を仕損じる - Providing is preventing
備えあれば憂いなし(転ばぬ先の杖) - Better safe than sorry.
備えあれば憂いなし(転ばぬ先の杖) - Save for a rainy day.
備えあれば憂いなし(転ばぬ先の杖) - Time is money.
時は金なり - Practice makes perfect.
継続は力なり 習うより慣れろ - First come, first served.
早い者勝ち 先手必勝 - Seeing is believing.
百聞は一見に如かず - No pain no gain.
蒔かぬ種は生えぬ 苦労(痛み)なくして得るものなし - Nothing comes of nothing.
無からは何も生まれない (行動が大切) - History repeats itself.
歴史は繰り返す - To lose is to win.
負けるが勝ち - Easy come, easy go.
悪銭身に付かず 得やすいものは失いやすい
≫ 励ましに使える「ことわざ」2語
- Better late than never.
今やらなくてどうするの - What will be, will be.
なるようになる ケセラセラ
今回は以上です。
最後まで読んでいただき有難うございました。
それでは、また!
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