あなたはいま職場で英語が口から出てこない、何かいい練習方法、楽しい工夫はないかなと探していませんか。
それでは、ちょっと変わった方法があるのでご紹介させてください。
名付けて「ルー大柴さん風」練習方法です!
私が勝手に名付けたこの方法は、”いま言いたいこと”を「ひとり言」で日本語と英語をチャンポンで素早く(ゆっくりはダメ)表現するものです。
知っている英単語、知っている英熟語、そしてどうしても辞書で調べて覚えたい単語や表現以外は、全部日本語で話していいので、暇な時間に気楽にできます。
悪口でも愚痴でもOKですが、やっている途中でなぜか滑稽になり、多少はうっぷん晴らし(?)もできます。
この練習をすると、単語や表現は実戦(職場も含む)でも応用して使え、また軽く口から出てくるので、気分転換としてのスピーキング練習ができますよ。
もしこの記事にご興味があれば、このまま読み進めてくださいね。
それでは細かく説明していきます。次をご覧ください。
「ルー大柴さん風」練習方法
特許認定の英会話LAT基本は『ひとり言』で練習します。もちろん理解ある仲間どうしでもOKです。ただし理解ない仲間ならはきっと「うざい」と言われますので、注意して人を選びましょう。
さて、あなたは「トゥギャザーしようぜ」などルー語で有名な「ルー大柴さん」をご存知ですか。
もしご存知なければYouTube「It’sちょいグリッシュ!」などをご参考下さい。こんな感じですよ。
「なんだよ~藪からスティック(棒)に~。寝耳にウォーター(水)じゃないか~。バカもホリデーホリデー(休み休み)に言ってよ~。こっちは身をパウダー(粉)にしてやってんだからさ~」
何十年か前に日本中で彼の独特キャラがかなり流行りましたが、今の時代でも笑えますでしょうか?
ただ上記はあくまでもプロとしてのお笑いネタ。
ここではお笑いネタでなく、あなたの日常会話を「ひとり言」にして上記の方法に取り入れ、楽しみながらアウトプットをしようというものです。
日本語で独り言を言って、その一部を英語に言い直すか、日本語と英語を初めからチャンポンで言う方法です。
具体的なやり方は後でお話しします。
なお、あまり簡単すぎる犬・猫などの基本英単語はあえて英訳しません。難しすぎる単語も取り敢えず無視。英単語や表現がパッと口から出るか出ないかくらいのレベルの単語や表現だけを英訳します。
その後で慣れてきたら、少しずつ難しめの表現をGoogle翻訳や英辞郎などで検索したり、NHK英語ニュースなどから取り入れて、自分のものにしていきましょう。
この練習のメリットは、あなたが普段話していることが、英語でもスムーズに言えるようになることです。
なお練習方法で大事なことがあります。
それは、ルー大柴さんがモットーとされていることで、「楽しみながらリラックス」してやる。そして何度も何度も口に出し、いつでも「言葉(ここでは英単語や英語表現)がパッと口から出る」ようにするということです。
ルー大柴さんはあくまでお笑いネタでやりますが、ここでは、あなた自身が普段話したり思ったりする内容をひとり言で話してみましょう。
練習方法1: 簡単な日常についての独り言
初めは日本語を言ってから英語を続けると楽ですよ。例えば、
「あ~ぁ、また月曜日か、Monday starts againかー。I don’t want to go to the officeだ。あれ、雨降ってるし~、as it is raining now, うっとうしいな~。(英辞郎などで検索→”うっとうしい”は ”annoying”か~、じゃ→)It’s annoying to commuteだよー」
「さあ、今日は餃子 dumplingを try to make for dinner だ。先ず買うのは豚ひき肉、え―っとground porkを150gと、キャベツ 4分の1、one quarter cabbage を買わなきゃ」
「餃子の皮、dumpling skins は50枚くらいいるかな?味付けは大丈夫か、I’m a little worriedだ。あれ、これインスタントの「餃子の素」じゃん、I found it! これが Instant seasoning “Gyoza no moto”か~」
いかがですか?もし辞書がなくても、単語がわからなければ「ピッグのミンチしたミート」など適当にカタカナで話をつないでおいて、後で調べることもOKです。
練習方法2: 仕事関係の独り言
なおこのブログは、一応あなたが会社で英語を話せることを目的にしています。 職場で使える話、たとえば下記はいかがでしょうか。
「まだ○○社からOriginalのContract Sheetが Not yet arrivedだけど、彼らにwhat’s happened? そうだ after lunchにでも (a) person in chargeにメールでpushするか」
「先日concludeしたcontractだけど、○○社が terms of paymentどおりに、早く advance paymentの remittanceをしないと、こっちもcan’t go into productionで delay of shipmentになって困るよ」
「Mr. ○○は今フライト中で coming all the way to see usだけど、○○空港には arrive right on timeかな。After a meetingには、私が give him a tour of our factoryするのかな」
よく使う言葉だけでも口からスムーズに英語が、繰り返すうちにほとんど考えなくても早口でパッと出るようになればしめたもんで、理想的ですね。
練習方法3: 複雑な一般会話にも挑戦
慣れてきたら複雑な一般会話にも挑戦ですね。
初めは簡単な話題から始め、少しずつ難しいけど使えそうな表現を加えていくといいですよ。
例えば一般会話のひとり言なら、こんな感じでやってみましょう。
「わ~、○○駅に来たのは5年ぶり、for the first time in five yearsか~。えらく変わったな。□□にも行きたいけど、今からじゃ it’s going to be impossibleだ~」
「あれれ?Not to change the subject, but だけど、あの△△、でかっ!スゴイな~。It must have been quite a job to buildだったんだろうな。ホントout of this worldだ」
「いま○○のbusiness fieldでは (the) competition is fierceだから、少しでも抜きんでるには、え~ (ちょっと調べて) pull ahead of the crowdするには、○○するしかない、え~ There is no choice but to○○だ~」
わからない箇所はGoogle翻訳や英辞郎、その他辞書などで、あなたが普段よく使う日本語の英訳表現を調べ、決して無理せず少しずつ覚えていくといいです。
ただ検索ばかりに時間がとられると、ひとり言のペースが落ち、話の内容が途中でわからなくなってしまうので、適当に流す勇気(?)も大切。ご注意を。
できるだけ知っている英単語と表現をメインに、ゆる~く楽しくやりましょう。
練習方法4: 会社でつかう専門用語も入れて独り言 (中・上級者レベルか)
さらに慣れてきたら、ちょっと専門用語を入れてみましょう。
違う業界の人や部外者からしたら、専門用語が口から出るだけで、初級者からまるで急に中~上級者レベルに見られます。
過去の(先輩たちの)会談内容などを思い出してひとり言を言ってみましょう。
「FDAのcGMPのAuditは来週か。前回は Complaint managementとか Recovery proceduresを質問されたな。あぁ、機器の Calibrationに関する procedureのチェックもあったな」
「Roller の surfaceは galvanic electroplatingだったかな。今回はナシ地仕上げ、え~ sandblastingだったな。前回Mr. ○○から、製造面で加硫、vulcanizationの説明があったから注意しよう」
先ずは、普段あなたが話していることを、簡単な話題から意識的に一部ずつ英訳してみます。
遊び感覚で楽しみながら、「ルー大柴さん風」方式で英語を口ずさんでみてはいかがでしょうか。
それでは次はまとめです。
まとめ
「ルー大柴さん風」方式で、あなた自身の独り言を、知っている英単語・英語表現をおりまぜながらアウトプットしてみましょう。
- 練習方法1: 簡単な日常についての独り言
- 練習方法2: 仕事関係の独り言
- 練習方法3: 複雑な一般的会話に挑戦
- 練習方法4: 会社でつかう専門用語も入れて独り言
※ わからない英単語や表現をいちいち検索しすぎて独り言のペースが遅くなったり、
内容がわからなくなったりしないようにする
※ 笑って楽しみながらリラックスして行う。ただし英単語や表現がパッと口から出る
くらいに何度も繰り返して練習する
以上です。先ずはゆるーくから始めましょう。ぜひトライしてみてくださいね。
最後まで記事を読んでいただき有難うございました。
それでは、また!
追伸:もしご興味あれば次の記事もご覧ください。
■『ボッチのための「独り言」練習法』
■英語でアウトプット まずは紙一枚で行動
■英語が口からポンポン出る練習【初級者 質問リスト編】
■英語が口からポンポン出る練習【初級者 マインドマップ編】 では、また!
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