あたなは新しい英語スピーキング練習をいますぐ行動したいけど、なかなか行動に移せずなんとかしたいと思っていませんか。

書籍/ブログ/YouTubeなどで英語の達人たちの勉強方法を聞いて、「へー、すごい！やってみよう」と思いながら実行できず、たとえ実行しても三日坊主になり「自分は根気がないな~」とあきらめていませんか。

もしかしたら自分に合わない方法だからかもしれません。

ちょっとだけ行動

そこで、あなたに英語スピーキングの【お試し】行動を２つご提案します。

先ずは自分に合うかどうか試すために、紙切れ一枚だけ用意してほんの一歩だけ動いてみませんか。もし苦痛を感じなければ本格的に進めましょう。

実はこの方法にもしハマれば(自分に合えば)、私の経験上とても楽しく効果的にスピーキング力がUPします。なぜならいま必要な「口慣れ」と「現実的な話」が出来るようになるからです。

もしご興味があれば、このまま読み進めて行ってくださいね。

それでは、まずはトイレの案からいきましょう。

１．英語でスピーキング　まずはトイレで紙一枚から

安河内哲也先生を始めとした実績のある実力派講師陣が監修＆コーチ！

まずは、そこらへんにある紙切れを一枚ご用意ください。

英語か和文で、あなた自身に対し3～5個くらいの質問を書いてみましょう。

たとえば知り合いの外人さん（海外取引相手など）が実際に質問するような内容がいいですね。

会社業務のことなら「なぜ納期が遅れるの？」「なぜ支払いが遅いの？」「なぜ値上げするの？」から「日本の景気やどう？」「今の業界動向をざくっと教えて！」など一般ビジネス的なことでしょうか。

まだ業務では必要ない方なら、「あなたはイヌ派、ネコ派？それはナゼですか？」や「あなたの好きなタイプの人は？」

または「北〇鮮、また日本海にミサイルぶっこんだけど、どう思う～」「天候不順で最近野菜が高騰！今日の夕食どうしようか？」などでしょうか。

今回は【お試し】なので、とりあえず3～５個くらいで始めてみましょう。

どうも質問が浮かばない場合は、あとで質問例を書くので３~5個ピックアップしてみてくださいね。

質問を書いたら、下記写真（上は英文だけ、下は和文だけの例）のように、トイレの壁にセロテープか画びょうで貼ります。

(拙宅トイレの写真と下手な字で恐縮！ぜひご実感いただきたかったのです。お許しください)

毎回トイレにいくたびに紙を見て、無理のない程度(1~2分)でぶつぶつ回答をトライします。

この紙切れは、できれば2~3日間ほど貼ってください。（家族にからかわれても我慢して）

質問内容は、あなたにとって興味があるものや面白いものなら何でもいいですよ。

もし質問が思い浮かばない人は、適当に下記から好きな質問を3~5個選んでトライしてみてください。

例えば転職を目指しているなら、下記のような和文はいかがでしょうか。

なかなかいい質問が思い浮かばないという方は、ネットや書籍でたくさん例文がでていますので参考にするいいと思います。

市販の質問本を利用すると、主に事象（日本人はどうして○○なの？・・・など）の質問・回答が多く載っていて、それは日本人として「へー、そんなんだ」と改めて気づかされ大変勉強になります。

また上記のように、あなた自身を問う文は正解というものはなく、あなた自身の意見をまとめる必要があり（これがけっこう時間がかかる）、結局、あなた自身を見つめ直すいい機会にもなります。

前述のとおり、質問は英文でも和文でもOK。また回答も頭の中なら日本語で組み立ててOK。

ただし口から出るのは、あくまでも英語のみ！！ですよ。

毎回答えの内容が違っていても全然大丈夫。その日の気分で自由にリラックスしてぶつぶつやりましょう。

なお文法と発音は気にせず、最悪はカタカナ英語でもいいので、近い将来とにかく口から英語が飛び出すように少しずつ目指しましょう。

いろいろ文法がどうの発音がどうのと考えすぎて、黙ってしまうより何十倍もマシです。

初めは表現や単語がぜんぜんわからず、進み具合はかなり遅いはずです。（何をどう答えるか、日本語で考えをまとめるだけでも相当時間がかかります）

でもOK！リラックス！わざと自分の意見をシンプルにして、なんとか知っている英単語だけで回答をトライしましょう。

繰り返しやっていれば徐々に早くなります。慣れの問題ですから！

ここで重要。あくまでも遊び感覚で楽しくやってください。リラックス、リラックスですよ。

余談ですが、実はこの練習 （＝言い換え） に慣れると実戦（商談や雑談など）では想像以上に役立ちます。

オドオドせず知っている単語だけで相手にこちらの本意をなんとか理解させる練習になります。

自分自身に度胸がついてきます。

あの出川イングリッシュ（「世界の果てからイッテQ」の出川さんの英語）はご存知でしょうか。

あんな感じです。つまり、現時点で知っている基礎単語や表現だけで、なんとか相手に思いを伝える（＝言い換え）コツを習得する練習です。（出川さんはテレビ用にわざと面白く下手にやってる感はありますが）

初めは全然口から出来なくてもOKです。OKでないのは「落ち込んでやる気が無くなる」ことだけですね。

さてぶつぶつやった後は、口から出なかった基礎的な英単語や表現などをトイレから出た後、2~3個だけでも辞書で調べましょう。

そして次回はそれらの単語が（できるだけ）口から出るように、メモに残しておけば最高です。

あくまでリラックスして遊び感覚でやりましょう。要は楽しいコミュニケーションが最終目標です。英検やTOEIC、その他の厳格な試験対策ではありませんので。

最初は回答を日本語で考えるだけでも苦労します。でも何度か同じ質問を繰り返すうちに、回答する内容はあなたの頭の中でだんだん固まってきます。

初めは大変です。が、徐々に慣れ、言いたい英単語も少しずつスムーズに口から出てきます。

「英文法からやらないと間違った英語になり後で直すのが大変だ！」「正しい発音でなければ通じない！」「会話はリスニングから始めるべきだ！」「英語で考え英語で答えよう」などのご主張もよく耳にします。

確かにその通りなのでしょうね、「英語ができる人」になるには。

でも日本国内にいて「英語ができる人」でなく「英語が話せる人」になるには、その方法であと何年、何十年？かかるのでしょう。

明日にもあなたに国際電話がかかってくるかも知れないというのに・・・です。

あなたは家族や友達と正しい日本語や正しい発音で毎日しゃべっているでしょうか。

あなたが今日あした話題にしたい内容にピッタリあうリスニング教材が、今すぐ取り出して聞けるでしょうか。

文法・発音・リスニング力など、これらは意識していたら後からでも直せますよ。

初めからこだわり過ぎるとアウトプットがまったく進まなくなり（＝間違いが怖くなる）ます。

そして苦手意識が先行し、海外との楽しいコミュニケーションの道が断たれる可能性が大です。

もし今回の紙一枚の【お試し】方法があなたにとって苦痛でなく、楽しく効果が感じられたなら、それはあなたに合う証拠です。

ぜひ本格的に進めてください。

なお合わなそうだなと思ったら、決して無理にやることはないですよ。逆効果（＝英語が嫌い！）になるので即やめましょう。

なにをするにも楽しくいい気分・いい感情・いい感覚でやると、覚えたことが海馬から大脳皮質に送られ、記憶がしっかり定着するそうです。

逆に上記の方法が苦痛で嫌々やると、記憶を一時保管する海馬の活動が抑えられ、記憶の効果が薄くなくなるようですから、無理せず気をつけてください。

（といっても、給料もらっている会社業務や学校の授業などは、たとえ嫌々でもしましょうね）

さてもし本格的にやるとなれば、これから50~100個の質問ネタ(最低30位でもOK)を考え質問リストをつくりましょう。

一気には無理ですから、10日間ほどかけてもいいでしょう。

そのうち更にいい質問が思いついたら追加していきましょう。

（難しい話題である SDGsに関する気候変動やエネルギー、食糧危機、戦争と平和など以外に、あなたの失恋、会社での失敗談、自虐ネタなどにもつながる質問だと楽しいですね。）

では質問リストはどのように作りましょうか。

例えばですが、本格的にPCや手書きで質問リストを作成し、写真のようにトイレの壁などに貼ったりクリップで止めたりするのもいいでしょう。

クリップなんてダッセー！という方は、きれいでかわいい文房具など使って楽しみしょう。

コツは次から次へと自分を質問攻めにします。（ご参考：英語が口からポンポン出る方法【初級者　質問リスト編】）

あなたは間違いなどゼンゼン気にせず口から英語をポンポン出すように頑張りましょう。

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カベに針孔つけるのがムリなら、質問の紙を磁石で留めたり、トイレットペーパー台にのせたり、ドアノブに掛けたりと、いろいろ工夫してみてくださいね。

さて口が馴染んでくると、全く違った質問などにも不思議とスムーズに対応でき、社内でも評価されるようになります。

さて、上記で場所をトイレとしましたが、お好み次第で、あなたの部屋や洗面所などの壁でもいいですよ。

脳科学では、人間は場所が変化すると本能的にストレスがたまることがわかっています。

よってカフェや図書館よりも、実は自宅トイレや自分の部屋・洗面所などの空間の方が脳はストレスを溜めないそうです。

自分でも気がつかないストレスがあると、脳の前頭前野で働きが委縮して思考低下となり、記憶を一時保管する海馬も委縮して記憶力が低下するのですね。

ぜひリラックスし自分を楽しくいい気分にして、脳科学でいう有効的な方法で取り組んでみましょう。

一度ぜひトライを！！

さて次は似顔絵を使って楽しく行動する案です。

２．似顔絵（または人名のみ記入）に向かってハゥユドゥ~ィン♪

ちなみに上記の ハゥユドゥ~ィン♪は How’re you doing? のつもりで書きました。混乱失礼！

小さな紙に外人さん2~3名（海外取引先やハリウッドスターなど有名人）の似顔絵を描いてみましょう。（大きさ自由）

似顔絵が苦手なら、単に人名だけでもザっと書きます。

その人から国際電話がかかってきたイメージで、業務関連を主体に質疑応答などいろいろ会話をしてみましょう。

参考：似顔絵ですが、たとえ似てなくても、顔型の下に名前を書けば「それなり」になりますよ。どーしてもムリムリという方は、写真データなどあればプリントアウトしてもいいでしょう。

私の場合は上の写真の通り、友人やビジネスフレンド、世界的有名人などです。

もしあなたにビジネスフレンドがまだいない場合は、海外の歌手や俳優タレント、芸術家、政治家などの似顔絵を描いて（または顔型に人名書くか写真印刷）、英語でいろいろ話してみましょう。

似顔絵はスマホ内に保管して、いつでもどこででも練習できると便利ですね。

相手が海外取引先なら、商談や技術説明などのシーンをイメージしてみましょう。

もしできれば、自社の製品や業界用語など専門用語をできるだけ調べておくと本番はスムーズにいきますね。

または会食やフリータイムでの雑談なら、スポーツや趣味・ゴシップ、最近の業界動向や世界経済の話題(あくまで居酒屋トークのレベル)などでしょうか。

たまに歴史や日本文化などが話題にあがります。（会食などの雑談できかれます）

私は恥ずかしながら知識が乏しく、ガイド資格を持っている友人たちや博識な方が羨ましいですね。

でも、たとえ自分の知識は低いとわかっていても、予想を含め知っている範囲でなんとか英語でアウトプットをトライしましょう。

合ってるか間違ってるかは別として、自分のいま思うこと・感じることを言うだけで、徐々に思考に慣れてきて口がスムーズになり、本番ではアドリブついて会話も弾み自信がつきます。

もし相手が身近な外国人の先生や友人なら、自分たちの生活周辺の話で楽しく交流ですね。

相手がハリウッドスターや人気スポーツプロ、アニメ推しキャラなら、あなたは『空想の世界』を楽しみましょう。

そして相手の反応を勝手にイメージ(日本語でもOK)して、どんどんそれに英語で答えて楽しみましょう。

あなた自身がこの方法で効果が感じられれば、しゃべる相手を5人10人と増やしていきましょう。

特に壁などに貼る必要はありません。好きな時にスマホをさっと取り出して、お茶しながら30秒間でも今の状況などを話しかけてみましょう。

なお似顔絵は頭の中でイメージするだけでもいいかもしれませんが、私の経験では、紙上やスマホ上に取引先担当者の似顔絵（や写真）が出ると臨場感と緊張感(?)がでて飽きませんでした。

先ずはゆるーく【お試し】からやってみましょう。

もし効果が感じられれば、さっそく楽しみながら似顔絵や顔写真などを増やし、本格的に始めて下さい。

ある程度口から言葉がでるようになっても、実務であまり英語を使うことがない方、または実務外でも英会話力を伸ばしたい方は、いよいよオンライン英会話などに挑戦ですね。

初心者が会話力がつく前にオンラインへに挑戦することは、費用対効果でちょっと疑問ですが、あなたがこのレベルまできたらまったく大丈夫です。

今まで培った話題力と会話力で、一気にぶっ飛びましょう。

それではまとめです。

３．まとめ

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それでは上記で提案しました2つの方法をまとめます。

この方法が、あなたに合うことを祈っております。

以上、最後まで記事を読んでいただき有難うございました。

それではまた！

追伸：もしご興味あれば下記の関連記事もご参考下さいね。
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