最近あなたは、好きな英会話の勉強をしていても「このごろマンネリ化してきたな~」「新しい方法ないかな~」と感じていませんか。
それなら【同じ目的をもつ仲間との勉強会】が一番おススメです。
ただしコロナ禍はなるべく避け、あくまでもアフターコロナが前提です。
「日本人だけでヘタな英語を言いあうなんて恥ずかしい」と思うかもしれません。でも「英語を勉強する」じゃなくて「英会話のスキルアップ」が目的だと思いましょう。
実は経験上この方法が一番刺激的な方法でした。相手から新しい英単語・英語表現・考え方を聞き、またそれをリスニングし、更に相手の上達度に驚かされたりして、マンネリ化から奮起させられました。
勉強会といっても少人数でOKです。逆に、少ない方が短時間にたくさん話す機会があるので2~3人がベストです。つまりポイントは「質よりしゃべる量」=「口慣れ」だからです。
もしこの記事にご興味があれば、ぜひ読み進めていって下さいね。
勉強会の仲間探し
ですが、そんな英会話仲間をどうやって探すかが最大のネックです。
仲間が見つかるかどうか。これだけは【運】もあります!
例えば英会話スクールの同じクラスの生徒や英会話喫茶など、身近なところで声かけしてみましょう。
もしかしたらオンラインでもOKかも(私の時代になかったので未経験ですみません)。
でも、もしこれが実現できたら、あなたの英会話スキルは驚くほどアップし、会社でも上司や同僚から一目おかれること間違いなしですよ。
また海外のお客さんとのコミュニケーションが楽になります。そして楽しくなります。
その勉強会をうまく行う環境は次の3つです。
詳細は次をご覧ください。
1.仲間は2~3人でOK
少人数のメリットは、自分のしゃべる量が多くなることです。はじめはトツトツでもじょじょに口が慣れてスムーズに言葉が出てきます。
1-1. 同じ実力レベルの仲間を探す
同じ実力レベルの人 (もし自分より少しうまい人ならベター)を探しましょう。
自分がヘタでも相手もヘタなら、お互いストレスなく、また時には刺激しあい切磋琢磨できるからです。
そんな仲間をどこで見つけるか・・・ですね。
英会話喫茶やスクールなどでは相手のレベルがわかるので、あとで熱意を持ったこれはと思う人にダメモトで声をかけてみてはいかがでしょうか。
私の場合、スクールの授業だけでは物足りなそうにみえた方が2名いたので、「1回だけタメシに勉強会をやってみませんか」と声をかけました。
たまたま相手は乗り気で同意してくれたので、すぐに実現し、なんとその後も予想以上に長く続いていきました。
日本人同士の英会話は同じスクールでやり慣れていたので、変な照れはなかったのが良かったのかもしれません。
また同じ教材が利用できるので、トピックは準備しやすく、単語や表現など記憶が定着しやすかったように思います。
当初のトピックにちょっと飽きてきたら、バラエティー番組や身近な話題などに移りました。
毎回2人3人なのでしゃべる機会=量が多く、だんだん慣れてきて、4-5回目くらいから英語が口から急にスムーズに出るようになりました。
相手もとても熱心な方だったので、毎回充実して楽しかったですよ。
1年ほど順調に続いたあと、3人とも同時に転勤や職場移動となり勉強会は消えてしまいました。
昔の話ですが、今また機会があればすぐにでも再結成して始めたいくらいで、今でもとても効果的で魅力的な方法だったと確信しています。
1-2.親しい友人は避ける
親しい同士が集まると、そのうち遠慮やナーナー感がでて失敗するでしょう。
できれば身近な人ではなく、はじめからあまり親しすぎない人がいいです。
お互い英会話のスキルアップだけが大目的です。あとは敢えて深入りしないのを大原則としましょう。
とはいっても、何回も会っているうちに当然親しくなり、たまに忘年会など開いて飲みにいったりはしましたが。
過去のしがらみがないぶん、見栄を張らずお互い教え合うことができます。かつ人間的に尊敬できる人ならなお理想的ですね。
上記のように、スクールや英会話喫茶などで相手の熱意を実際に感じ、知り合った人がいい(誘いやすい)ですね。
1-3.スクールやオンラインは「道場破り」
スクールやオンライン授業は「力をためす場・質問する場」で「教えてもらう場」ではないと覚悟しましょう。
よく映画やテレビで若いサムライたちが道場で木刀をふって練習しワザを磨いていますが、まさにあの感じでしょうか。
“初心者”はともかく、“初級者”から上の人は、英会話スクールやオンラインで英語を教えてもらおうなんて思わない方がいいですね。時間(と月謝)がもったいないです。
スクールやオンラインは「道場破りの場」と心得ましょう!
日頃きたえた英会話の“ワザ”をいざ道場破りでためす。そして・・・返り討ち(かえりうち)にあうのです。
そして帰ってから同じ門弟と反省し練習です。それこそが「勉強会での練習」です(←名前がダサいなら変えましょう)。
こういう場をコロナが一段落したら何とか作りましょう!
さて次は、場所や時間のおススメとお決まりについてアドバイスさせてください。
2.英会話の勉強会の場所と時間
2-1.場所は広めで静かなところがベスト
あくまでコロナが治まったあとの話です。
基本は広めの喫茶店になるでしょうか。でも時間帯にもよりますが、周りに人がいるとちょっと恥ずかしいですけどね。
もし近くにあればイングリッシュ・パブのような、ちょっと広々して、飲みたい人はビールも飲めるところが経験から一番オススメです。(特に土曜の昼は空いている⁈)
「勉強中に酒かよ!不謹慎!」とおっしゃるかも・・・
でも相手が嫌がらない限りは少量ならいいと思います。あくまで学校ではなくプライベートの活動ですから。
一杯くらいならリラックス効果もありますしね。たまに店に、欧米人のお客さんもいたりして、毎回いい雰囲気、いい感じでしたよ。
ただ夕方近くからは込んでくるので、なるべく午後早めの空いていている時間帯がいいですね。
人によっては安いカラオケ室を利用するようですが、「英語の歌の勉強」と称してマイク使って歌うなら時間のムダなのでやめましょう。歌は勉強会以外に個別でしましょうね。
また、当日いったら突然お店がお休みしている日もありますので、念のため事前に2番目、3番目の店や場所をノミネートしておき、当日すぐに場所変更ができるにしておきましょう。
さて場所が決まれば、あとは時間をきめしょう。
2-2.時間的リミットを決める
長く続ける秘訣は、たとえ話がとても盛り上がっても、時間が来たらきっぱり止めて解散する・・・です。学校の授業みたいに。
開始時間や時間の長さはみんなで相談しましょう。短めがオススメです。私の時は毎週土曜日で、2人なら2時間、3人なら2時間半にしました。毎回あっという間に時間がすぎ、いつもとても名残惜しい感じでした。
でもそれが良かったのです。時間中はとても楽しい雰囲気ながら、緊張感をもって聞いたり話したり。時間が来たらパッと解散です。絶対その後はダラダラ付き合わない。
(ほんのたまに、帰るまぎわに日本語で勉強方法の相談など10~30分ほど何度か話し合ったことはありましたが)
そういう風に初めからみんなで決めておきましょう。名残惜しいほど次の集まりがとても楽しみになりますよ。
それでは、次回の内容はどう決めるか、つぎをご参考下さい。
3.英会話の勉強会に使うトピック
3-1.同じ教材を使う
スクールと同じ教材だと次回予習や復習に便利ですね。でも絶対というわけでは勿論ありません。勉強会に適不適かは教材にもよりますから。
既述のとおり、私たちの場合は同じ英会話スクールのクラス仲間だったので同じ教材が使えました。
この教材はとてもユニークで、みんながとても気に入っていたので使いましたが、話題にあわせ全く別の教材や資料でも、もちろんいいと思います。
3-2.教材を決めず自由に練習
教材などはじめから決めなくても勿論いいと思います。
トピックは、とても楽しく笑えるようなもの、自虐ネタ・失敗談から、「戦争と平和」や「貧富の差」、異常気象などおカタいものまで、都度テーマをきめて自由に楽しく準備・練習するのもありですね。
海外取引先が来日し、会食などで雑談をするとき、教材にはない“今”話題になっていることが話しに出てきます。
あるいは国際電話で業務の話が終わったあと、話し好きの客先相手だと1分から数分間ほど雑談をしてきます。
たとえば今なら、コロナワクチン接種やオリパラ、大谷二刀流の大活躍などでしょうか。
こんな時に練習の成果が出ます。
経済バラエティなどでコメンテーターがいう話をパクって、簡単でシンプルな英語で話してみるのもいいですね。(経済通とカンチガイされますが)
ただのパクリですが、自分の意見のように聞こえますし、自分の知識にもなります。練習の成果をうまく利用し他にも発揮しましょう。
3-3.情報交換ができる
話題には情報交換も含まれます。どの英語アプリや書籍が評判いいよとか、TOEIC対策は○○が評判だとか、業務でこんな英語表現が使えるよとか。
また、たとえば「日本外国人特派員協会(FCCJ)の動画サイトは通訳者の現場が見れて勉強になるよ」とか。
いいと思う情報を仲間とギブ・アンド・テイクすると、毎回とても有意義で満足感のある集まりになります。
それでは、次はまとめです。
4.まとめ
英会話のための勉強会は、次の要領でスタートするのがいいと思います。
本当に仲間次第なので、なかなか探すのが難しいかもしれません。ですが、個人的に日本国内の練習では一番効果を実感できた方法なので、なんとかあなたにも挑戦していただきたいです。
毎日仕事でクタクタになって帰り、とても大変ですね。たまの土日は寝るか遊びたい!
でもそこは好きな英会話。週末に趣味の場として楽しむ感じで、ぜひ頑張ってトライしてみてくださいね!
いい仲間が見つかることを心から願っています。
以上、最後まで記事を読んでいただき有難うございました。
それではまた!
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